一人暮らしの食費平均と難易度別の節約法
Q, 一人暮らしの食費の平均と節約法は?
A, 1ヶ月30,000円を目安に、なるべく自炊をする
つい一人暮らしの節約と言ったら、電気代やガス料金など光熱費のほうに意識が向きがちですが、それらよりも大幅に節約しやすいのが食費です。なぜなら、家賃の次に費用が掛かるのが食費であり、変動幅も大きい費用であるからです。
では、一人暮らしをしている人の食費平均はどれくらいなのでしょうか。
食費平均
政府統計によると、一人暮らしをしている人の1ヶ月の食費平均は、約38,000円です。ただし、これは外食の多い社会人や富裕層も含んでいる統計なので、大学生や一般人は30,000円以下というのが目安になるでしょう。
もちろん、これは平均なので節約すれば、20,000円以下に抑えることもできますし、逆に外食ばかりをしていると当たり前のように50,000円を超すこともあります。
食費節約法
食費を減らすためには、外食やコンビニ弁当などの出費を抑え、自炊をすることが基本です。しかし、まだ自炊に慣れていないうちだと、食材を余らしてしまったり、無駄に高額な食材を購入してしまう場合があります。したがって、徐々に自炊に慣れていくことが必要です。
ここでは、難易度別に節約するための自炊方法を紹介します。
ご飯を自炊する-難易度:★☆☆
食事を外食やコンビニ弁当に頼っている人は、まずご飯を自炊することから始めてみましょう。
おかずは、スーパーのタイムセール(半額が良い)の惣菜類を購入するのがよいです。タイムセールの時間帯は、スーパーごとに異なるので、何度か足を運んで、ちょうど良い時間帯を把握しておきましょう。
これだけでも、1ヶ月で3,000円以上は節約できます。
主菜を自炊する-難易度:★★☆
ご飯を自炊するのに慣れてきたら、次は主菜を作るようにしてみましょう。まだ、料理に慣れていないかったら、魚や肉をそのまま焼いて、調味料で味付けする程度でも構いません。副菜は、タイムセールの惣菜や保存が効く缶詰や乾物、納豆、卵などがオススメです。
慣れてきたら、クックパッドなどのレシピサイトを参考にして、どんどん新しい料理に挑戦してみましょう。料理のレパートリーが増えていくと、自炊も楽しくラクになってきますよ。
完全自炊-難易度:★★★
最後は、ご飯も主菜も副菜も全て自炊しましょう。ここまでできるようになると、ほとんどアドバイスは必要ないですよね。
注意することは、料理に凝るあまり、高い食材を購入してしまって本末顛倒の状態になってしまうこと。もしくは、逆に、節約を意識しすぎて、栄養バランスが偏ってしまうことです。体を壊して治療費のほうに取られてしまっては、笑い話にもなりませんよね。
おすすめの安い食材
最後に、「安くて健康的」というのを基準に、おすすめの食材を紹介します。
主食
・白米
・うどん
・パスタ
・食パン
主菜
・鶏むね肉
・魚類全般(鮭、さんま、ブリ・・・等々)
副菜
・納豆
・卵
・ブロッコリー
・キャベツ (余りやすいので注意!)
・豆腐 (消費期限に注意!)
・玉ねぎ
・キムチ
まとめ
いかがだったでしょうか。
節約したいのなら、外食費を抑えてなるべく自炊をするようにしましょう。はじめのうちは、時間が掛かるし面倒に思えますが、だんだんと要領よく楽しく料理できるようになるはずです。
せっかく一人暮らしをするのですから、経験を積んでみてはいかがでしょうか。