一人暮らしの初期費用と具体的な内訳
Q, 一人暮らしの初期費用はどれくらい?
A, 何もない状態であれば、最低でも40万円を用意しておくべき
一人暮らしを始めるときの費用は、条件によって変わります。最初から家具・家電が揃っている人は安くなりますし、敷金礼金の費用によっては、平均より高めになる人もいるでしょう。
ここでは、何も準備していない状態、敷金礼金も掛かるという条件を仮定します。この仮定だと、最低でも初期費用として40万円は用意しておくべきでしょう。
内訳は、
・部屋を借りるための費用:24万円
・引越し費用:2万円
・家具・家電など:13万円
・その他の雑費:1万円
です。
具体的に解説します。
1,部屋を借りるための費用
一般的に、家賃4ヶ月分が必要です。(敷金1ヶ月,礼金1ヶ月,仲介手数料1ヶ月,前払い家賃1ヶ月)
もちろん、敷金礼金がゼロの場合もありますが、条件の良い物件は簡単には見つかりませんので、家賃4ヶ月分を想定しておくほうが無難でしょう。
例えば、家賃6万円の部屋を借りるとしたら、24万円は用意しておかなければいけません。
2,引っ越し費用
引っ越し業者や、引越し先の距離などの条件によって変動しますが、同一県内であれば2万円前後が目安となります。例を挙げると、クロネコヤマトの単身引越しサービスは15,000円~、日本通運の単身パックは17,000円~などがあります。
3,家具・家電
家電は、テレビ、冷凍冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、掃除機を用意しておきたいところです。毎年3月頃になると、家電量販店などで売られている「新生活セット」は、これらが全て含まれています。価格は10万円前後が目安です。
家具は、ベッドなどの寝具、テーブル、収納用品、調理器具などを準備しなければいけません。3万円を目安にしておきましょう。
テレビやベッドが必要ない場合は、それらを差し引いて計算して下さい。
その他の雑費
部屋探しのための交通費や近所付き合いに必要な経費など、なんだかんだ雑費もかかります。1万円を余分に見ておきましょう。
まとめ
・部屋を借りるための費用:24万円
・引越し費用:2万円
・家具・家電など:13万円
・その他の雑費:1万円
合計:40万円
以上が、一人暮らしを始めるための必要経費です。あくまでも、最低限の費用ですので、余裕を持って新生活を始めたい人は、この2倍程度を準備しておきましょう。初期費用をなるべく節約したい方は以下の記事も参考にして下さい。
[参考] 一人暮らしの初期費用を節約するために抑えておきたい3つのポイント
計画をしっかり立てて、良いスタートを切ることができますように。