あいさつはどうしてる? 一人暮らしの近所付き合いで気になる事情を解説
Q, 一人暮らしの近所付き合いはどうしたら良い?
A, 仲良くなることよりも、悪い印象を与えないことのほうが大切
一人暮らしの人が集まっている集合住宅では、近所同士の交流を求めている人はあまりいません。したがって、交流を深めることよりも、悪い印象を与えないということのほうが大切になります。
もし、交流を深めて仲良くなりたいと考えている場合は、自分から積極的にアクションを起こさなければいけません。
では、一人暮らしの近所付き合いの基本を確認してみましょう。
引っ越しのときのあいさつは必要か?
もちろん、引越しのあいさつはしたほうが良い、と言いたいところですが、実はそうとも限りません。多くの調査でも、引越し時にあいさつをしないという人のほうが多数派となっています。
一人で住んでいるということを教えるのは、女性の場合、犯罪に巻き込まれる可能性も考えなければなりません。実際に、不動産や大家さんに聞けば、「皆、一人暮らしの住居者なので、あいさつしなくても大丈夫」と言われるはずです。
ただし、大家さんが近くに住んでいるのなら、大家さんだけには必ずあいさつをしておきましょう。また、そのときに近隣にどんな人が住んでいるか、それとなく聞いておくと、その後の近所付き合いの方針を考えられます。
と、ここまで引越し時にはあいさつをしなくてもよい、ということを書いてきましたが、基本的に、あいさつをして悪い印象を与えることはありません。お隣さんと仲良くなりたいという人は、あいさつをしておきましょう。あいさつをしに行く場合は、1000円程度を目安にタオルやお菓子を持って行くのがよいです。
普段のあいさつは基本
引越し時にわざわざあいさつをする必要はありませんが、普段、廊下や階段で会ったときにはあいさつをしましょう。仲良くなるために、というよりは、悪い印象を抱かれないようにするためです。悪い印象を持たれると、些細な事でもトラブルに発展しかねません。
普段から良い印象を与えておくと、たとえトラブルが起きたとしても、スムーズに解決しやすくなりますよ。
ルールは管理人に聞く
ゴミ出しのルールやマンション独自のルールなどは、管理人に聞くのがよいでしょう。そのためにも管理費を払っているのですから、わからないことがあったら気兼ねなく聞いて大丈夫です。
また、住居者同士のトラブルがあった場合も、管理人に相談してみてください。
仲良くなりたいなら
初めて暮らす地域なので友達がほしい、いざという時にご近所さんと助け合えるほうが安心、という近所の人と仲良くなりたい方も多いでしょう。
ご近所さんと仲良くなりたいのなら、普段からのあいさつは基本です。そこから、交流を深めていく努力が必要になります。仲良くなるきっかけとして多いのが、ゴミ出しのときの会話や近所の店で偶然遭遇した、などが挙げられます。また、FacebookやmixiといったSNSの地域コミュニティに参加してみるのもよいでしょう。
いずれにせよ、仲良くなるためには、自分からのアクションが必要です。相手の迷惑にならない程度に、徐々に交流を深めていきましょう。
まとめ
基本的に、一人暮らしの近所付き合いは、「悪い印象を与えない」という消極的なものになります。それだけで十分と言ってよいでしょう。
どうしても交流を深めたいという人は、相手の事情も考えながら適度に会話を増やすなどして、徐々に仲良くなるようにしてください。