引っ越しのときの荷造りのコツ
Q, 荷造りのコツは?
A, 「箱の大きさ」と「いつ使うものか」の2つの基準を軸に計画的に荷造りをする
荷造りをする際には、「箱の大きさ」と、引っ越ししてすぐに使うものなのか、それともしばらくは使わないものなのかという「いつ使うものか」という2つを基準にするのがコツです。
箱の大きさ
中くらいの箱と小さめの箱の2種類の箱を準備しましょう。大きい箱は、たくさん詰めることが出来ますが、運ぶときに大変なのでおすすめしません。中・小の箱それぞれの大きさを統一しておくと、積み上げるのが楽です。引越し業者に相談すれば、規格に合わせた箱をサービスしてくれることもあります。
中くらいの箱には衣類などの軽いもの、小さめの箱には本や食器などの重いものを入れます。特に、本は大きい箱に入れると、持ち上げるのが大変などころか、底が抜けてしまうことがあるので、必ず小さめの箱に入れて下さい。
重いものは下に、軽いものは上に積み上げることも基本です。気をつけましょう。
いつ使うものなのか
オフシーズンの衣類や本・雑誌などの、すぐに使わないものから詰め込みましょう。掃除用具やティッシュペーパーなど、引っ越ししてすぐに使うものは、最後にまとめて詰め込みます。引越し先でもすぐに取り出せるように、一番上に積み上げて、印をつけておきましょう。
その他の注意点
荷造りには、他にも注意する点が多くあります。1つずつチェックしておいて下さい。
家電製品
テレビ・パソコン・扇風機などの家電製品は、購入した時の箱に入れておくのがベストです。リモコンなどの付属品は見失いやすいので、まとめて詰め込んでおきましょう。配線が複雑な機器は、コードとそれに対応する本体の接続場所に番号を振り分けておくのがよいです。
冷蔵庫
冷蔵庫は引っ越し前日までに、空っぽにしておきましょう。霜取りのために、電源を抜いて必ず一晩は寝かすようにしておきます。これをしていないと、運搬時に水漏れをして故障につながったり、他の荷物を汚してしまうので、必ずチェックして下さい。
家具
組み立て式の家具などの細かい部品は、失くさないように袋に入れておきましょう。
引き出しのある家具は、運搬時に飛び出さないようにテープでとめておきます。
食器
食器などの壊れ物は、新聞紙に包んでおきましょう。グラスなどの特に壊れやすいものは、プチプチで包んで、その上から新聞紙で包むと安心です。
箱に詰め込むときは、すき間ができないように、新聞紙や緩衝材で埋めるようにしてください。
箱の中身が分かるようにする
どこに何があったのか忘れないように、箱にマジックで中身の内容を書いておきましょう。
まとめ
荷造りは、「箱の大きさ」と「いつ使うものか」という基準、また荷物それぞれの特性を把握しておくことが重要です。
効率的に且つ安全に、引っ越しの準備を進めましょう。